ついつい食器を買ってしまって、気づけば食器棚がパンパンで出しにくい…なんてことはありませんか?
1日に何度も出し入れする食器だから、効率よく収納したいですよね。
ふだん仕事で忙しくて、食器の整理まで手が回らないという方も、一度見直しておけば驚くほど効率が上がるはずです。
今回は狭いキッチンでも収納できる、コツやアイデアをまとめてみました!
食器収納の基本


食器棚を整理するぞー!
気合いを入れたところで、食器収納の基本を行ってみましょう!
その際に出し入れする際の効率も一緒に考えることで、料理の時や洗い物の時短にもなります。
今ある食器の棚卸しをする


はじめに棚の中の食器を全て出し、何を持っているか把握しましょう。
棚の奥にあるふだん使わないような食器も出します。
こうすることで今ある食器を次にどう置くか、の計画が立てやすくなりますよ。
また、ここでしっかりと「使う食器」と「使わない食器」に分けていき、必要なものだけにしましょう。
パンパンだった食器の置く位置を変えただけでは、使っているうちにすぐにリバウンドしてしまいます。



せっかく労力を割いて整理するんだから、キレイな状態がいつまでもキープする方がいいですよね?
棚の7〜8割ぐらいの食器量をキープできていれば、リバウンドしにくく使いやすい食器棚になります。


食器を処分するのに迷ってしまう方は、手放すものの基準を決めましょう。
例えば、「1年以上使っていないもの」や「◯色以外は処分する」と決めておくことで、決断しやすくなります。
使用頻度で分類する


必要な食器だけにできたら、次は使用頻度で分類していきます。
- 日常的によく使う
- 特別な日などたまに使う
- お客様用、保管用
日常的によく使う食器は一番出し入れのしやすいところを定位置にします。
目線の高さから腰の位置までが一番使いやすく、効率よく出し入れができます。
特別な日などたまに使うものと、お客様用、保管用で軽く割れにくいものは上段に。
重くて割れやすいものは下段に分けると、安全性も確保できますね。


食器以外の収納でも言えることですが、大きくて重いものは下に置くのが大原則です。
使いやすさもそうですが、地震などで落ちた時のリスクも考慮するようにしましょう。
動線を考える
収納場所が何箇所もあると、出し入れで行ったり来たりすることになります。
時間をムダにしないよう、朝食や夕食で使うセットなどまとめて同じ棚に置くことで、一度で済みます。
- ご飯茶碗と汁椀
- 朝食用の大皿とボウル
- コーヒードリッパーとサーバー
など使う時間帯によって分けると、効率化を図れます。
開き扉の食器棚に収納する時は、扉の左右で食器の種類を分けたり、左側に朝食用、右側に夕食用など分けると効率よくなります。
見せる収納と隠す収納を使い分ける
何もないキッチンもすっきりとして素敵ですが、限られたスペースを活かすなら見せる収納と隠す収納を使い分けてみましょう。
デザインが気に入って買ったマグやお皿は、自分の目のつく位置に飾るとキッチンに立つモチベーションも上がります。





おしゃれな食器はインテリアにもなる!
隠す収納では、しっかりとラックやボックスなどを使ってスペースを最大限に活用します。
ホームセンターや100円均一にも手頃な価格の収納グッズがたくさんあるので、少しずつでも見直していきましょう。
おしゃれな食器がなくても、入れるボックスをワイヤーバスケット、木材などで揃えれば、見えていてもきちんと整えられた印象になりますね。
狭いキッチンでも空間を有効活用!


キッチンの棚や収納の形は家によって様々ですよね。
「いいな」と思ったボックスもサイズが合わず、入らなかったりすることもあります。
どの方法が自分のキッチンに合うか、いろいろと見て試してみましょう。
たて置き収納を活用する
お皿は重ねすぎると傷ついたり、下のお皿が取りづらくなってしまい、結局上のお皿しか使わないようになってしまします。
そんな時にはたて置き収納が便利です。
たてて置くことによって、平置きよりも省スペースで済みますし、取りたいお皿をパッと取ることができます。
お皿だけでなく、ファイルボックスを使うことでフライパンやフタもたてて置けるので、たて置き収納はキッチンで大活躍してくれます。


お皿の場合は転がってしまうことを防ぐため、ストッパー付きのものだと安全ですね。
シンク下は引き出しや棚で有効活用
シンク下もデッドスペースにならないよう、収納場所として活用していきましょう。
伸縮するタイプのラックや、収納ケースなどを組み合わせて使えば、シンク下のスペースにジャストフィットさせられます。
「シンクしたに直接食器を置くのはちょっと…」という方も、収納ケースに入れれば気にならないですね。
DIYに興味のある人は、自作でコの字ラックを作ってみてはいかがでしょうか?
コの字ラックは脚2枚と天板1枚の3枚の板を金具で固定すればできるので、あまりDIYをやった事がない人でも作ることができます。
どうしても市販のものだと好みのものがなかったり、サイズが合わない場合は、自作することでシンデレラフィットさせてみましょう!
すきまも縦長収納を使って無駄にしない
収納スペースの少ないキッチンでは、家具や家電の隙間もしっかり有効活用したいですね。


食器は置けなくても、棚の中の調味料やストックの食材をワゴンに置けば、棚もすっきりするはず。
また、洗剤や掃除道具など食器の横に置くのは気が引けるなぁ、というものでもワゴンにまとめて置いておけば、掃除の際に一気に持ち運びできます。
既成のキッチンではシンクと家具・家電にどうしても隙間ができてしまいます。そこをうまく活用していきたいですね。
ケースやボックスを使ってまとめておく


あまりふだん使わないランチボックスや割れないものは、一気にボックスへイン!
割れないから重なっても平気だし、ボックスで目隠しになるのでキレイに入れる必要もありません。
軽いものだったらそのまま棚の上段へ収納できます。
上段にあるとパッと見て何が入っているか分からないので、ラベルやマスキングテープを貼って中身を書いておけば、いちいち箱を下ろして中身を確認する必要もありません。
「キレイに入れなきゃ入れなきゃ」と考えすぎてしまうとストレスになるので、こういったケースやボックスなどを使って手抜きポイントも作っておきましょう。
キレイに見せるところと手抜きするところ、メリハリを作るのもすぐにリバウンドしないようにするために必要です。
見せる食器収納で映えるキッチンに
見栄えのいい食器収納をするために、マネしたいアイデアをご紹介します。
色やデザインで分けて収納
色やデザインを合わせることで、統一感もありおしゃれな印象に。
色で合わせる場合は1色だけでなく、似ている色でもキレイですよね。
食器だけでなく、入れるボックスや調理グッズなどの質感を揃えれば、いろいろなものを置いていても統一感があります。
ラックを使って見せ棚を作る
棚がないキッチンでは、ラックを設置してそこに見せたい食器を置くアイデアも。
ティーやコーヒー関連でまとめると、飲みたい時にまとまっていて便利です。
バラつきがちなお菓子もカゴに入れておしゃれに。
小物を活用する
食器だけじゃなく、小物も一緒に置くとインテリア感がグッとアップしますね。
上級者向けだな、と感じる方は推しアイテムから一緒に置いてみるのはいかがでしょうか?
壁紙シールを使ってガラッと変える
生活感たっぷりなキッチンは壁紙シールを使うことで、一気に雰囲気が変わります。
ナチュラル風にしたり、モダンにしたりとアレンジの幅が広がります。
貼って剥がせるタイプは賃貸でも気にせず使えるのが嬉しいですよね。
おすすめ食器収納アイテム
上手に食器を収納するにはディッシュラックやボックスなどのアイテムが必要不可欠です!
そこで人気のアイテムをまとめてみました。
たて置き収納




ディッシュラック






トレー・ボックス


ニトリ 収納ケース ソフトNインボックス レギュラー ホワイト
サイズや高さ、色も多く、別売りのフタを使うとスタッキングも可能。
わざと持ち手が1箇所無い面があり、そこを表にするとスッキリ見せられます。
丸い角で優しい印象を与えてくれますね。


まとめ
今回は食器の食器収納術についてのお話でした。
一度に全てを整理するのは難しいですが、少しずつでも初めて見ませんか?
効率よく動けると家事も楽になりますよ!
↓おしゃれな食器の選び方についても記事にしています




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